NLPには、感覚や記憶を操作することによって
恐怖症やコミュニケーション力向上を図るテクニックがいくつかある。
その中の一つに、サブモダリティ・チェンジというのがある。
我々の記憶というのは、いろんな感覚の組み合わせでできている。
たとえば海へ行ったことを思い出すと、潮風の臭いや、
日焼けで肌のぴりぴりする感じ、額の汗、そして音、
そういった五官を通して得た感覚をセットにして記憶している。
こういうセットになった感覚のことを、、
NLPでは従属要素(サブモダリティー)と呼んでいるようだ。
VAK(視覚・聴覚・体感覚)の三つで例を挙げると、
視覚のサブモダリティーとして、
色や形、明るさや彩やかさ、動きや距離と位置など。
聴覚のサブモダリティーとして、
音量や音程、スピードやリズム、音源の位置など。
感覚のサブモダリティーとしては、
温度とか湿度、感触や肌触り、重さとか圧力など。
こういった五官経由の信号が、
セットになって記憶というモノができていると考えるわけだ。
となると、このサブモダリティを変化させることによって、
過去の記憶のイメージを変化させたり、
トラウマの原因イメージを変更したりすることができるはず。
前に研究した恐怖症・フォビアの克服のビジュアル・スウィッシュも、
この原理を利用しているわけだ。
過去の怖かった体験を思い出し、
それを映画のスクリーンに映し
大きさを小さくしたり、近くから遠くへと移動させたり、
カラーを白黒に、大きな音は小さな音へ変化させてみる。
こういう事を繰り返すことによって、
恐怖の原因やトラウマの原因を小さな目立たないモノにしてしまう。
あるいは、楽しいサブモダリティをくっつけて、楽しくしてしまう。
こういうテクニックって事だ。
サブモダリティ・チェンジ
人間の記憶は、視覚・聴覚・体感覚のセットで成り立っている。
この記憶の構成要素をサブモダリティと呼んでいるわけだが、
サブモダリティを変化させることによって、
苦手意識や恐怖症、トラウマなどを克服しようと言うのが、
NLPの考え方のようだ。
コレを特に、「サブモダリティー・チェンジ」という。
サブモダリティー・チェンジのやり方はまず、
快適状態、OK状態をイメージするところから始まる。
快適状態、OK状態のサブモダリティーが何か、まず確認する。
要するに、気持ちのいいときと言うのは、どういう感覚なのか、
うまく行っている時というのは、どういう感覚だったか、
それをハッキリ思い出して、意識してキープするわけだ。
そしてそれができたら、次は困難な状況をイメージして、
どういうサブモダリティになっているか、調べる。
うまく行っていないときは、感覚的には何が違うのか、
それを調べて、そこを快適状態のサブモダリティに置き換える。
こういう作業を繰り返す事によって、
上手くいっていない状態を、
上手くいっている状態のサブモダリティーに変化させるわけだ。
言ってみれば、自分の脳をだましているようなことだけど、
不快なときに、快適な記憶を呼び出す事ができれば、
恐怖症やトラウマも、大事にならずにすむ。
恐怖症やトラウマ、コミュニケーション下手で悩んでいるなら、
NLPセミナーやセラピーも受けてみるといいかもね。
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